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最近、家賃高騰によって若い世代の実家暮らしが増えているという報道があった。
これについて主の考えを率直に書いておく。
実家暮らしができる人は、すればいいと思う。
家族の面倒を見るとか、一人暮らしに明確なメリットを感じない場合なら、それは立派な選択だ。
しかし「家賃を払えないから出られない」という理由で実家に居続けるのは、やはり自立できていないとも言える。
実家暮らしはお金がかからないと言われがちだが、それは幻想だ。
ローンが終わっていなければ、世帯主が今も返済を続けている。
ローンが終わっていても、固定資産税や火災保険、修繕費、自治会費、水道光熱費などの支払いは絶対に続く。
飯を食えば食費もかかるし、人が一人増えれば電気代も水道代も確実に跳ね上がる。
実家にお金を入れているとしても、相当な金額でなければ生活の一部を親に支えてもらっていることに変わりはない。
誰かの生活を、誰かが面倒を見てくれているという構造を自覚したほうがいい。
「お金がかからない」「貯金できる」と言うのは、裏で親が負担してくれているからこそ成立している安心だということを忘れてはいけない。
お金を貯めること自体は悪くないが、生活のための知識や経験を積まずに貯金だけしても、それは本当の意味での“自立”ではない。
自分で調べて契約し、支払いを管理し、生活コストを体感することが社会人としての基礎だ。
親がどれだけ苦労して生活の基盤を築いたのかを、実際に自分で体験して初めて感謝の意味が分かる。
実家暮らしではどうしても生活の中に“甘え”が生まれる。
一人暮らしは確かに大変だが、稼ぐ意欲や節約の知恵、支出のコントロール力が身につく。
それを知らないまま年を取り、親がいなくなった時に突然すべてを背負うようになれば、何もできずに困るだけだ。
若いうちに苦労しておくことは、将来の自分を守るための“経験投資”でもある。
実家暮らしで貯めたお金があっても、社会経験が浅いと悪質商法や契約トラブルに巻き込まれるリスクは高い。
みんながそうとは言わないが、安定の中に心の隙間ができるのは事実だ。
もし都内が高くて暮らせないなら、支出を見直したり、身の丈に合った地域へ引っ越すなどの選択を覚えたほうがいい。
生活の知恵を身につけないまま年を取れば、いざという時に何もできずに無力なまま苦しむことになる。
それをジジババになってから痛感するのでは遅い。
親が生きていて、帰る場所があるうちこそ、親元を離れて様々な経験をすべきだ。
失敗しても立て直せるのは、親がまだ元気で、いざとなれば帰れる環境があるうちだけだ。
都内の家賃が高騰しているという報道も、一部はミスリードだと主は思う。
報道では「23区の平均家賃が上昇」とされているが、港区・文京区・千代田区のような高級エリアと、足立区・葛飾区・板橋区など比較的庶民的な地域を同列に扱って平均を出している。
この計算方法は実態を正しく反映しておらず、結果的に“全体が高く見える”数字になっている。
つまり、都内全体の家賃が上がっているかのように見せる一種のミスリード報道だ。
妥協すれば、まだ比較的安いファミリー物件は見つけられる。
ただし若い世代が都心で家を持てなくなっているのは事実で、その結果、埼玉や千葉などの再開発エリアに人が流れている。
こうした報道の裏には、郊外の土地や新築マンションを売りたい不動産業界の思惑が透けて見える。
主は高卒で実家を出て約20年、都内で暮らしてきた。
生活の危機を何度も経験し、そのたびに支出を見直し、節約し、投資や副業にも挑戦してきた。
今は都営住宅に住み、福祉の力を借りて都内でなんとか暮らしている。
確かに都内は高いから民間の家賃では到底暮らせないが、制度を理解し、現実を受け入れて身の丈に合った生活を選んだ。
これも行動と経験から得た“知恵”だと思っている。
都内は住居の確保さえなんとかできれば、教育支援などでお金がかからない子育てが実現しやすい。
もし実家暮らしを続けていたら、支出の見直しもせず、浮いたお金をお小遣い感覚で使って目先の娯楽を楽しむだけの生活をしていたかもしれない。
投資も副業も始めず、ゲームをしてバイトして、残クレのアルファードに乗りながら人生を消費していた可能性すらある。
それこそが、実家が生み出す最大の“甘え”だ。
都会に実家がある人は幸運だが、それに甘えきるのは危険だ。
自分で契約し、保険に入り、支出を管理し、生活をコントロールする。
そうした力を早いうちに身につけないと、いざという時に何もできない大人になる。
実家暮らしの人こそ、「自分の生活を誰が支えているのか」を意識し、いつか自分が支える側に回れるよう準備すべきだと主は思う。
まとめ
家賃高騰のニュースを鵜呑みにせず、自分の生活を自分で組み立てる意識を持つこと。
実家暮らしが悪いわけではないが、そこに甘えてしまえば成長の機会を失う。
主が言いたいのは、「親の安心の上で生きている今こそ、動くべき時」ということだ。
経験は財産であり、早いうちの苦労こそが未来の自分を守る。
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